免責事項/アクシデントへの対応

「フリーダム・アイランド」では、以下のとおり免責事項を設けています。

「自由」と「自己決定」をベースに、子どもの飛躍的な成長を目指すスタイルであるため、世間一般の自然体験プログラムや、教育プログラムとは、大きく異る部分があります。

参加するすべての方に同意いただく必要がありますので、必ず熟読をお願いいたします。

【価値観をより詳しく知りたい方は、こちらをお読みください】

なぜ「自由」と「自己決定」なのか。それが最速の学びだから! – note

第1条:怪我について

「子どもが自分の責任で選択をして、自由に行動できる」環境を最優先に、子どもたちの見守りを行います。

したがって、プログラム参加時に、お子さん自身の「選択」や「挑戦」を尊重するなかで、火傷をする、包丁で指を切る、転ぶなど、さまざまな怪我をする可能性があります。

怪我をさせないプログラムではなく、怪我をする可能性のあるプログラムであることを、ご了承の上で参加をお願いいたします。

一方で、致命的な事故だけは絶対に避けなければなりません。死亡事故や、後遺症が残るような大怪我等に繋がらないよう、細心の注意を払って安全管理・リスク回避を行います。

第2条:喧嘩などトラブルについて

「フリーダム・アイランド」では、意見の衝突や、喧嘩を、「価値観が違う他人と共存し、同時に自分の自由も守るためにはどうしたらいいのか?」という社会性を学べる、貴重な機会であると捉えています。

よって、居合わせた子ども同士の個性、相性によっては、トラブルが発生するケースがありますが、これを禁止せず、致命的な事故とならないように注意しながら見守ります(ただし、暴力行為は全面禁止とし、厳格に対処いたします)。

当事者の子ども、あるいは巻き込まれてしまった子どもが、突発的に怪我をしたり、精神的影響を受けたりする可能性があります。

スタッフは一人ひとりを近い距離から見守りつつ、細かくフォローしていきます。

スタッフは、発生したトラブルに対して、どちらが悪いという裁定や「こうしなさい」という指導は一切行わず、見守り役・整理役・聞き役に徹します。

自分の気持ちを相手に伝えること、相手の気持ちを知ること、あるいは他の子のさまざまな意見を聞くことによって、その場ではうまくいかずとも、自分なりのしなやかな人間関係の作り方を模索できる場作りを目指します。

《暴力の全面禁止》

暴力的行為(意図的に怪我させる・させようとする、あるいは怪我に繋がる可能性のある行為)は全面禁止といたします。

社会に出る将来が目前に迫る、10代前半の子どもたちの成長の場として、ふさわしい環境となるよう、ご理解・ご協力をお願いいたします。

暴力行為が発生した場合は、次の通り対処いたします。

  • ケンカでの身体的接触、問題行為(意図的に人に物を投げる、突き飛ばすなど。危険性が限られる場合)……スタッフ介入による厳重注意(1度目)

  • 大怪我に繋がりかねない、凶器・鈍器を持ち出して威嚇する等の問題行為……保護者連絡

  • スタッフ介入2度目となった場合……保護者連絡

  • スタッフ介入3度目となった場合……プログラム参加打ち切り

  • 相手に治療が必要な怪我をさせた場合……プログラム参加打ち切り(スタッフ介入の回数に関係なく適用)

第3条:怪我、損害の補償について

これら怪我や、喧嘩などのトラブルは、「フリーダム・アイランド」のプログラムを成り立たせる重要な要素の一つとなります。そのため、一般社団法人リアルエクスペリエンスでは補償をいたしておりません。

またお子さんが、他のお子さんに怪我をさせてしまったり、物を壊してしまったりした場合は、当事者の保護者さま同士で解決していただくことになります。一般社団法人リアルエクスペリエンスでは責任を負わず、補償もいたしませんので、ご了承の上でご参加ください。

こうした怪我やアクシデントに備え、保護者の責任において、国内旅行傷害保険やアウトドア保険への加入をお願いいたします。

第4条:不可抗力による開催中止

以下のような場合に、やむを得ずプログラムが催行中止となる場合があります。

  • 滞在拠点となる宿泊施設等が閉鎖され、プログラム実施が困難な場合
  • 台風、地震、リスクの高いウイルスの流行、武力衝突の緊張の高まりなど、子どもおよびスタッフの安心・安全を確保できないと判断される場合
  • 様々な事情で参加人数が大幅に減り、子どもに価値のある体験を提供できないと判断される場合
  • 運営スタッフが直前の怪我・病気等で欠員し、代替人員も確保できず、子どもたちの安全を充分に確保しながらのプログラム実施が困難だと判断される場合
  • その他、不可抗力により、プログラム実施が適当でないと判断される場合

運営側の過失によらない、以上のような理由による催行中止の場合、参加者様に損害が発生したとしても補償は一切いたしかねますので、ご了承お願いいたします。

また、プログラム参加費は返金となりますが、宿泊・交通につきましては、状況により、販売する旅行会社の規定に則り、取消料が発生する場合がございます。同じく補償は一切いたしかねますので、ご了承お願いいたします。

第5条:現地集合・現地解散の原則について

「フリーダム・アイランド」では、現地集合・現地解散が基本となります。

便宜上、スタッフとお子さんが待ち合わせをしてフィールドに向かう、同じ電車で一緒に帰るなど、同行となるケースもありますが、この場合でも移動中の事故・怪我等はすべて自己責任となります。

一般社団法人リアルエクスペリエンスでは、責任を負わず、補償もいたしませんので、ご注意ください。

スタッフは、ツアーコンダクターではないため、法令違反となる旅程管理業務や案内業務を一切行えませんので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

第6条:アレルギー等について

参加するお子さんが、致命的な事故に繋がる恐れのあるアレルギーを保持していたり、そのほか特別の配慮を必要とする事由を抱えている場合は、保護者さまの責任において、「フリーダム・アイランド」入学時(またはお試し参加の場合はプログラム参加申し込み時)に、必ず申告をするものとします。

申告がなかった場合、事故・トラブル等が発生したとしても、一般社団法人リアルエクスペリエンスでは、一切の責任を負わず、補償もいたしません。

なお、申告いただいた内容により、事故を確実に防ぐことが困難だと考えられる場合は、参加申し込みをお断りせざるを得ない場合があります。できる限り前向きに検討をいたしますが、ご理解くださいませ。

第7条:プログラム参加の途中打ち切り&お迎え要請について

「フリーダム・アイランド」では、高度な主体性や行動力が求められます。

思春期真っ只中の10代前半(小学校高学年〜中学生)向けにプログラムを設計しており、低年齢でも特別な配慮は一切行いません。

成長・発達の段階によっては、能力のキャパシティを大幅に超えた内容となってしまう場合がありますので、慎重にご検討ください。

これはプログラムの性質の問題だけではなく、運営上、スタッフが少数の子どもに付ききりになれる態勢にないということでもあります。

よって、以下のような場合、プログラム参加を打ち切り、活動フィールド現地までお迎えに来ていただくケースがあります。

  1. 自分・自分たちで決めた責任を果たすことが難しく、結果的に他のプログラム参加者の活動を著しく阻害してしまう場合
  2. 安全のための必要最低限のルールを守ることができず、致命的な事故が発生するリスクを無視できない場合
  3. 暴力行為があり、第2条記載のプログラム参加打ち切り条件に該当する場合
  4. その他、プログラム運営責任者が、予定どおりのプログラム遂行が困難だと判断した場合
※プログラム参加打ち切りの場合でも、プログラム参加費の返金は行いません。ご了承ください

以上となります。

不明点などございましたら、こちらよりお問い合わせください。