入学案内
フリーダム・アイランドは、“興味を持つ力” を本気で磨いてキャリア形成/進学――そんな将来をイメージする、あるいは可能性を検討している10代前半(小学校高学年〜中学生)に最適なカリキュラム、体験プログラム、アウトドアイベントetc.を提供しています。
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※高校・大学入試やキャリア形成を目指す「フリーダム・アイランド|高等部【仮】」(中学生〜高校生対象)は、2025年・春の発表を目指しています!
「自由」って、意外と難しい。
大切にしていること1
自分の自由を守るためには、他人の自由を尊重する必要がある。
自由は意外と難しい。
なぜなら、自分の思い通りにするためには、誰かの「思い通り」も受け入れなければいけない。もし強引に自分の主張だけ押し通そうとすれば、爪弾きにされるだけ。
人だから、ときには衝突することもある。
ルールがあれば楽だけれど、ルールに頼らずに自分たちの力で解決するのが「自由」だ。
私たちの社会は、自由とどう関わるか?にかかっている。
学校で習うルール・規律・協調性のその先へ。
あと数年で成人する10代前半の子どもたちが、Freedom=自由について体感し、学び、自分なりに試行錯誤できる場所「フリーダム・アイランド」。
自分の人生を、自分でハンドリングする
大切にしていること2
「自立力」と「協働力」を磨く。自分なりの関わり方を見つける
思春期真っ只中の子どもたちに、
「知っている? 大人になったら、魅力的な世界を、自分の意志で自由に歩き回っていいんだよ」
と、声を大にして伝えたい。
自由とは、“好き放題” や “放任” と混同されがちだけれど、根本的に違うものだ。
やりたいことを実現するために、自分たちで決めて、自分たちで計画し、実行する。
成果の最大化のために、互いの個性を認め合って、試行錯誤する。
自分ならではの武器でコミュニティに貢献する方法を知る。
もちろん、自分の得手不得手、好き・嫌いを知って、自分なりの関わり方、居場所の作り方を見つけることも大切だ。
自分の人生を自分でハンドリングするために必要な、かけがえのない経験が待っている。
夢中になれるから飛躍する。
大切にしていること3
世界を圧倒的に広げる。最高効率の学びこそ武器になる。
夢中になることは、満ち足りた体験だ。
幼少期から夢中になる経験を重ねていれば、それだけ色々なものに興味を向け、「知りたい」という意欲が湧くようになっていく。
探究力(課題設定能力、情報収集力、分析力etc.)も、社会の中で課題を見つける力も、すべてを支えるのは「知りたい」という意欲。
夢中=最高効率の学びが生む、知識の抜きん出た “広さ” と “深さ”、“無節操さ” こそが、夢中になる力を磨いてきてた子どもたちの、唯一無二の武器になる。
学業でさえ、好奇心が育っていれば、必要性に自分で気づき、おもしろさもわかり、飛躍的に伸びていく。
準備ができているのなら、思春期真っ只中の今こそ、世界を圧倒的に広げよう。
教室では体験できないリアルな学び。
大切にしていること4
広くて魅力的な世界に目を向けて、思うように飛び立ってほしい。
人生のターニング・ポイントになるほどの、リアルで脳裏に焼き付く経験を。人とは違う体験を。
南の島のエメラルドグリーンの海と、抜けるような青空。
シンと静まり返る、北海道の真冬の原生林。
多種多様な野生の生き物たちとの出会い。
個別に選べる遠征プログラムは、石垣島や、世界自然遺産の知床、奄美大島をはじめ、国内最高峰の大自然があるフィールドをチョイス。
専門家やその道のプロが知的好奇心を刺激する。
個性的な友人や、魅力的な大人に会える場所。
大切にしていること5
異年齢・多世代・多文化が交錯するコミュニティ
ごちゃまぜがいい。ふつうなら会えない、個性的な友人や、魅力的な大人に会える場所がいい。
クラスは異年齢をひとまとめ。年上も年下も、もちろん男女も関係なく、対等にわたり合う。
日本全国、そして海外からの参加も多数。
スタッフは、高校生、大学生、社会人、ミドル、シニアと多世代で構成。外国人ボランティアがかかわることも。
「自分で決められる自由」を求める、大人になりつつある子どもたちが集う場所。
ここで出会った友だちは、学校の友だちとはひと味もふた味も違う!
入学資格
「フリーダム・アイランド」は、ご家庭の教育方針や、お子さんの個性により、向き不向きがはっきりと出るタイプのスクールです。
将来のキャリア形成イメージが合致している(あるいは、方向性が似ている)ケースでは、お子さんの最適の成長の場になりえますが、そうでない場合はむしろ時間・お金を無駄にする結果になりかねません。
「楽しそう」というイメージだけで判断せず、以下もお読みになり、慎重な判断をお願いいたします。
アドミッション・ポリシー
フリーダム・アイランドを最適な成長の場とできる可能性が高いご家庭/お子さんは、次のとおりです。
《フリーダム・アイランドを活用できる》
- 幼少期より子どもの「やりたい」という意欲を大切にしてきた/自分で興味を向けて夢中になる体験を重ねてきた
- 非常に多趣味、または自分の好きなことにかけては知識量が半端ない
- 将来、膨大な時間をかけて受験勉強をさせるよりも、子どもの個性を活かした進学・キャリア形成をイメージしている
- スマートフォンのセルフコントロール、自力での電車・バス移動、料理、洗濯、掃除など、自立のための訓練を積極的にさせてきた(または、そのつもりで準備をしている)
《フリーダム・アイランドを活用しにくい》
- やりたいことをやらせるよりも、そのときに学ぶべきこと、必要なことを優先させてきた/自分で興味を向けて夢中になった体験が少ない
- 何かに熱中する姿をあまり見ない。趣味と言えるものがほぼない
- 時期がきたら受験勉強に専念させる予定でいる
- 子どもの身の回りのことは、ほとんど親がやってあげている
推奨年齢:小学4年生〜中学生
お子さんによって発達段階は様々であるため、目安となります。推奨年齢に達していれば必ず問題なく活動できるというわけではありませんので、ご注意ください。
年齢上限は中学3年生までとなります(高校生対象プログラムも準備中です)。
年齢下限規定は設けていませんが、10代前半向けにカリキュラムを設計しており、低年齢でも特別対応は一切いたしませんので、以下を参考に慎重にご検討ください。
状況によっては、現地までのお迎え要請や、プログラム参加途中打ち切りとなるケースもあります。
《低年齢でも十分に活動できる子の特徴》
- お子さん本人に「参加したい」という明確な意欲がある
- 感情がたかぶることがあっても、突発的な行動に出ることがない(理性的に行動を選べる)
- 年齢に関係なく(年上が相手でも)対等にコミュニケーションできる
- スマートフォンのセルフコントロール、自力での電車・バス移動、料理、洗濯、掃除などができる(未経験の場合は、教えればできると思える)
《もう少し成長を待ってから入学すべき子の例》
- 「自由=好き勝手できること」と思っている成長段階である
- スタッフのお兄さん・お姉さんに遊んでもらわないと遊べない(自分の力で楽しめない)
- スタッフのお兄さん・お姉さんの膝に座る、手をつなぐ、抱きつくなどスキンシップをしたがる。一人でお風呂に入れない、など
- つい手や足が出てしまう(暴力)
- スマートフォンのセルフコントロール、自力での電車・バス移動、料理、洗濯、掃除などができない(未経験の場合は、練習させても難しいと思える)
- 兄や姉と一緒でないと参加できない弟・妹
※スキンシップおよび、お風呂・着替えについては、性犯罪事案防止の観点から、スタッフは一切行わない内規としています。ご了承ください
※暴力については全面禁止となっており、「誰かに怪我をさせた場合」および「程度に関係なくスタッフ介入3度目となった場合」は、プログラム参加途中打ち切りの対象です
兄弟姉妹での参加は非推奨
「フリーダム・アイランド」では、兄弟姉妹での参加は、体験価値を大きく損なうケースが極めて多いため、基本的におすすめしておりません。
兄弟姉妹での参加を検討される場合には、それぞれに「自分が参加したい」という明確な意思があるかどうか、丁寧な確認をお願いいたします。
【普段から喧嘩の多い兄弟姉妹】
心細さや疲労から、いつも以上に距離が近くなり、喧嘩が増え、体験を大きく損なう可能性が高くなります(離れるように言っても、わざわざ近づいて喧嘩を続けるケースがほとんどです)。
居合わせた他の子に多大な影響となるケースもあります。
参加したいという希望がちょうど被ってしまっている場合は、もちろん歓迎いたします。
しかし、10代前半〜ともなると、やりたいことや居心地のいい環境は、兄弟姉妹で全く違うケースがほとんどですので、必ず丁寧な意思確認を行ってください。
【兄・姉と一緒でなければ参加が難しいと思われる弟・妹】
弟・妹を参加させる場合には、兄・姉がいなくても参加できるかどうかを、必ずお子さん本人にヒアリングを行い、確認してください。
一人で参加する心の準備が整っていない場合には、入学資格を満たしていません。
自分のことを自分の責任で行うことが難しく、兄・姉のサポートが前提となっている場合も同様です。
「フリーダム・アイランド」は、大人になりつつある10代前半の子どもたちにとって、最適な成長の場となることを意図しています。
状況によっては精神的ショックを受けたり、心的外傷を負うようなネガティブな体験となってしまったりするケースもありますので、くれぐれも成長・発達段階を超えた無理をさせないようにお願いいたします。