パラダイスデーとは?
ターゲットは、社会に出る将来が近づく10代前半(小学校高学年〜中学生)。
大人に言われたとおりに行動するのではなく、自分の力で世界を広げられるようになるための様々な仕掛けが施された、一風変わったキャンプ/サマースクールプログラムです。
自分たちで衣食住の責任を持ち、必要最低限のルールを守る代わりに、あらゆることを自分たちで決め、主導権を持って活動するのが特徴。
初参加の子も、深めたい子も、ウェルカム!
※いつものパラダイスデーは3食自炊ですが、夏休み海遊びスペシャルでは自炊は朝夕のみ。ランチは海の家等で好きなものを食べますよ!
パラダイスデーの特徴
興味・関心から始まる
「何をしてもいい。何もしないでもいい。自分たちの責任で決めて、自由に過ごす」
パラダイスデーでは、滞在中の予定は白紙です。なぜなら、心が大人になりつつある10代前半には、大人が良かれとあれこれ口出ししても、あまり響かないことが多いから。
自分で決められるからこそやりたくなるし、「やりたい」からこそ夢中になれる。
言うまでもなく、人が最高効率で吸収し成長するのは、なにかに夢中になり、没頭しているとき。夢中になる力こそ、あらゆる学びの力の源泉です。
責任を果たすから自由!
子どもたちが大きな自由を手にすることになるパラダイスデー。しかし「好き勝手にやっていい」ということとは、根本的に異なります。
まず、衣食住は自分たちの責任で。炊事も片付けも着替えも風呂も、誰もやってくれません。自分の責任でやるからこそ、誰にも何も言われないわけです。
また、自由な環境を成り立たせるために、(致命的な事故を起こさないなどの目的で)最低限守るべきルールもあります。
「自由」というと甘やかすイメージがあるかもしれませんが、実際は正反対。自分で選択したことは誰のせいにもできません。実社会に近い環境で、自立・主体的に行動する経験ができます。
価値観の衝突から学べる
「規律」や「協調性」を重視するのは小学校低学年まででいいでしょう。なぜなら実際の社会では、様々な人がいて、綺麗事だけでは片付けられない場面に遭遇することも少なくないから。
バックグラウンドの違い、境遇の違い、外国から参加する子の文化の違い。
価値観が異なる相手の「自由」を尊重しながら、同時に自分の「自由」も守るためには、どうしたらいい?
多様性のある環境の中で、自分なりの関わり方、居場所の作り方を試行錯誤できることが、社会に出ていくにあたっての心強い経験になります。
募集概要
日程
2024年7月29日(月)〜8月1日(木)3泊4日
※夏休みスペシャルはフル参加のみの募集です。途中参加・途中帰宅も可能ですが、参加費は一律となります
- 御宿駅 改札前 12:22
→特急わかしお7号(東京駅11:00発/見守りサービス対応)利用。駅で全員が集合したのを確認してから藤井荘に向かいます - 藤井荘中庭 13:00
→保護者が送る場合
任意の時間の特急わかしお/在来線を利用していただいても、もちろん大丈夫です。
事前にご連絡いただければ、電車が到着する時間に、スタッフが御宿駅までお迎えに行くことが可能です。
慣れている子は自分で藤井荘まで来てもかまいません。
御宿開催のパラダイスデーの場合、特急わかしおに乗せてさえいただければ、あとは御宿駅で下車するだけと、とても簡単。ぜひ自分で電車に乗る練習の機会にしてあげてください。
小学校高学年〜中学生はもちろん、小学校2年生・3年生も含め、95%以上の子が、子どものみで特急わかしおに乗り、パラダイスデーに参加しています。
また、子どもがスマートフォンを活用できるように準備しておくと、GPSで現在位置を確認できたり、LINEですぐに連絡が取れたりと、安心度が高まります。
小学生・中学生に初めてスマートフォンを持たせるときの準備パーフェクトガイド – note
高校生・大学生となると、親の目が届かなくなり、スマートフォンとの付き合い方を教えることが難しくなります。この機会にスマートフォンを持つ練習を始めるのもおすすめです。
【必読】無料見守りサービスについて(首都圏のみ対応)- asobi基地ユニバーシティ
目的駅で下車する、切符を自己管理する、など自分でできる子が対象ですので、ご注意ください(旅程管理や案内などツアーコンダクター業務は法令違反となるため対象外)。
パラダイスデー2024夏休み海遊びスペシャルでは以下で対応しています。
往路:7月29日(月)特急わかしお7号(東京駅11:00→御宿駅12:22)
復路:8月1日(木)特急わかしお14号(御宿駅14:41発)
※詳細はお申し込み後にご案内するLINEグループにてお知らせします。お申し込み時に利用を申請する必要はありません
関西・東海地方、中部地方、東北地方などから、新幹線を利用しての参加もしやすいように、集合時間の設定を行っています。
一例として、東海道新幹線の場合、以下の列車が利用できます。
- のぞみ302号 新大阪 8:00発 → 10:27着 東京
- ひかり638号 各駅 → 10:12着 東京(京都、米原、岐阜羽島、名古屋、豊橋)
- こだま702号 各駅 → 10:18着 東京(三河安城、浜松、掛川、静岡、新富士など)
■東京駅では東京ディズニーリゾートへ行くときと同じ乗り換え!
東京駅 – 御宿駅の間は、特急わかしおでの移動になります。
特急わかしおは、京葉線ホームからの発車になりますので、東京ディズニーリゾートへ行くときと同様の乗り換えとなります。
参考:【東京駅】京葉線ホームへの行き方。新幹線・在来線・総武線・丸ノ内線からのアクセス方法。
案内表示がたくさんあり、「京葉線(舞浜方面)」を目指して進むだけですので、難しくはありませんが、真っ直ぐ向かって10分、はじめての場合は20分は余裕を見ておいたほうがいいでしょう。
東京駅に遅くとも10:40、できれば10:30以前に到着する新幹線をご利用ください。
- 特急わかしお14号(御宿駅14:37発)→各駅の下車ホームで解散
- 特急わかしお14号(御宿駅14:37発)→東京駅で新幹線乗り継ぎ
- 藤井荘中庭14:00〜14:30
→保護者お迎えの場合
新幹線で一人で帰る子は、東京駅の新幹線改札口までスタッフが見送り、専用LINEグループにてお知らせします。
それ以外は、特急わかしおを下車した時点で解散となりますので、ホームまでのお迎え、または帰宅方法の相談をお願いいたします。
◇開催フィールド
昔ながらの海の町・千葉県御宿町。「御宿中央海水浴場」を中心とする、広大な白い砂浜と、青く綺麗な海。ここは日本なの!?と驚くような、断崖絶壁の風景。自然環境は申し分ありません。
車では、東京湾アクアラインを渡ってから約1時間。電車でも、東京駅から、特急わかしおで約85分。御宿駅で降りて、歩いて10分です。
首都圏近郊ではあるけれど、非日常を感じられるくらいは離れている……そんな絶妙なフィールドです。
プログラム参加費(事前支払い)
-
3泊4日 35,200円(税込)
※開催地までの交通費は含まれません
※宿泊費、食費は別途必要になります(下記参照)
支払い方法
- PayPal(クレジットカード、デビットカード、PayPalに登録済みの銀行口座振替)
- スタディクーポン
- 子どもの体験奨学金ハロカルクーポン
- 千葉市 子どもの未来応援クーポン
- 渋谷スタディクーポン
キャンセル料規定
本番2ヶ月前まで……なし
本番20日前まで……30%
本番7日前まで……40%
本番前日まで……50%
当日および無連絡不参加……100%
※ただし、以下の場合はキャンセル料を免除いたします。該当の場合は、病院を受診したことがわかる領収書や処方箋(お名前・日付入りのもの)、検査結果等の写真の提示をお願いいたします。
- 病院を受診するレベルの体調不良の場合
- 症状が出ていなくとも、同居する家族が新型コロナウイルスやインフルエンザ等感染症に感染しており、ウイルスを保持している可能性が高い場合
軍資金・自炊費(子どもが持参)
2,000円
※全額、子どもたちが管理する活動資金となります(主に自炊の食材費ですが使途は自由!)
ランチ代3日分(子どもが持参)
金額は任意
※昼食は御宿中央海水浴場の海の家や、御宿町内の飲食店等を自分たちで選び、外食となります
宿泊費
◇宿泊スタイル3種
御宿で拠点とするのは民宿「藤井荘」。海まで徒歩2〜3分という絶好の立地にあります。
広大な約2000坪の敷地を持ち、この中庭を貸し切りにして自由に活動します。水洗トイレや温水シャワーも整っています。
宿泊スタイルは3種類あり、好きなものを選ぶことができます。
1. 藤井荘本館 – 貸切
難易度:★☆☆☆☆(簡単&エアコンあり!)
宿泊費(3泊):小学生13,420円、中学生15,950円|当日に藤井荘に直接支払い
支払い:子どもが持参し、当日に藤井荘へ支払い
◆定員20名程度
※布団付き。寝袋を持参して布団を使用しない場合は1,000円引き
2. 友だちとドームテント泊 – 男女別
難易度:★★☆☆☆(テントは自分たちで立てる&しまう)
宿泊費(3泊):4,400円|プログラム参加費と一緒に事前支払い
◆定員12名程度(1テント3〜5名)
※シェルター野宿と違い、着替えができるプライベート空間があります
※テント・マット付き。テントの設営・撤収は、隊長やかおりちゃんが教えてくれるので、未経験でも大丈夫です
※荒天等で風速12m/sを超える見込みの場合は、危険なためテントを撤収し藤井荘本館泊となります。宿泊費は差額をプログラム終了後に銀行振込でお支払いいただきますので、ご了承ください
3. シェルターで野宿【隊長見守り】
難易度:★☆☆☆☆(テントを立てなくていいので楽!)
宿泊費(3泊):3,440円|プログラム参加費と一緒に事前支払い
◆定員6名
※一番人気!ドームテントと違いプライベート空間がありません。着替えはシャワー室・トイレ・お風呂などを活用します
※荒天等で風速12m/sを超える見込みの場合は、危険なためテントを撤収し藤井荘本館泊となります。宿泊費は差額をプログラム終了後に銀行振込でお支払いいただきますので、ご了承ください
※キャンセル料は前日まで無料。当日100%
※藤井荘本館にはお風呂があり、ドームテント泊・シェルター野宿でも利用できます
※ドームテント泊、シェルター野宿は、寝袋は持参です。真夏ですのでアウトドア用携帯ブランケット等でも問題ありません
※ドームテント泊は、3名以上であれば、特定のお友だち・兄弟姉妹での専有利用も可能です。お申し込み時にご要望をお知らせください
推奨年齢:小学校3年〜中学生
年齢制限はありません。ただし、10代前半(小学校高学年〜中学生)向けにプログラムを設計しており、低年齢でも特別な配慮は一切行いません。
責任を果たすことが難しい場合、プログラム参加の途中打ち切りとなるケースもありますので、「免責事項/アクシデントへの対応」をよくお読みください。
参加にあたり同意いただく必要がある事項
プログラムに参加するすべての方に同意いただく内容となります。お申し込みにあたり、必ず確認をお願いいたします。
1. 免責事項
2. 新型コロナウイルス/インフルエンザほか感染症対応
プログラム中は、遊びが盛り上がったり、やりたいことに熱中したりする中で、子ども同士の距離が近くなるシーンが少なからずあります。また就寝時には、1部屋を数人で使用します。
よって、ウイルスを持ち込む可能性を少なくできるよう、以下のとおり参加条件を設けます。
・体調を崩しておらず、他人に感染させる恐れがないこと
・新型コロナウイルス/インフルエンザ他の感染症に罹患した場合は、学校や会社などと同様の一般的な基準において、他人に感染させる恐れがなくなっていること
全国から集う子どもたち、とスタッフの安心・安全のため、リスクがある場合の参加見送りにどうぞご協力をよろしくお願いいたします。
お申し込み
クレジットカード、デビットカード、PayPalに登録済みの銀行口座振替
※当日までの細かなご連絡、および開催中のリアルタイム連絡には、LINEを使用します。保護者さまのLINEアカウントが必要となります。お申し込み後にEメールにてご案内いたします
持ち物リスト(ダウンロード)
子どもたちが自分で用意するための、持ち物リストです。
印刷して使用できますので、ダウンロードをお願いいたします。
《よりかね隊長より!》
ここは自分たちの責任でやるからこそ、大きな自由を手にできる場。持ち物リストは、お子さん自身が自分で支度できるように作成していますので、必ず参加する本人の責任で荷造りをしてもらってください(印刷して渡してあげてください)。
親が準備してあげてしまうと、「お母さんが入れてくれなかった」「どこにあるかわからない」が多発してしまうのですが、私たちは「自分でやらなかったからだよね〜」と返答するだけです。
逆に、自分の責任でやって失敗してしまったのであれば、「じゃあどうしようか」と相談に乗るなどサポートします。
学校では、忘れ物が多ければ注意されてしまうかもしれません。しかしパラダイスデーでは「完璧な人はいない」とのスタンス。ちゃんとやることよりも、自分の特徴を知って対策を身につけたり、失敗したときにリカバリーしたり、社会に出て行く将来のために経験を重ねて成長することを大切にしています。
スタッフ
よりかね隊長(寄金 佳一)
一般社団法人リアルエクスペリエンス 代表理事。この10年はエンターテイメントからレジャー、アウトドアまで、趣味・特技と仕事を完全に一致させるスタイルで事業を展開。アウトドア系イベント・プログラムでの親子&子どもの引率経験は、2023年にのべ3,000名に迫る。
かおりちゃん(いけだかおり)
元幼稚園教諭、保育士資格もあり。さまざまな年代のこどもに関わる仕事に携わる、経験豊富なスペシャリスト。0歳〜ティーン向けの野外あそびプログラムのボランティア経験もあり、こども×アウトドアの化学反応を毎回楽しみに参加しています。
◇その他ボランティアスタッフ
ボランティア登録をした学生、若者、将来的に子どもと関わる仕事を目指す社会人など、1開催あたり1〜5名程度がボランティアスタッフとして参加しています。