3ページ目|プログラムの特徴や注意点

asobi基地ユニバーシティのプログラム「「パラダイスデー2023夏休みスペシャル」」参加申し込みにあたり、事前に必ず確認・承諾いただく必要のある事項を説明いたします。

目次

プログラムの特徴 - 教えようとしないから飛躍する

asobi基地ユニバーシティのプログラムでは、世間一般のサマースクールや自然体験教室とは違い、子どものために……と、大人(スタッフ)があれこれやらせようとしたり、教えようとしたり、ということを一切いたしません。

私たちに本来備わっている、「なんだろう」「気になる」という好奇心や、「やりたい」「やってみたい」という意欲から出発して、自分で選択して活動するからこそ、1から10を学び、吸収し、飛躍的に成長すると考えているからです。

よって、お子さん自身の意欲や姿勢によって、体験価値が大きく変わってしまいます。

意思確認を確実に!

asobi基地ユニバーシティは、万能な場ではありません。特に、自分の意思に反して「参加させられている」状態の子は、淡々と過ごし、何も起きないまま帰宅する場合があります。

お子さんが自分で「パラダイスデーに参加したい」と思っているのか、慎重にご検討ください。

煮え切らない態度の場合は、無理に行かせようとしたり、放り込んでしまえばなんとかなると楽観したりせず、機をうかがっていただければと思います。

どういう場なのか丁寧なコミュニケーションをお願いします

asobi基地ユニバーシティは、子どもが自立・主体的に活動できる場であり、そのための最高の環境が用意されています。

一方で、スケジュールはすべて白紙であり、「ただ参加すれば様々な体験ができる」場ではありません。

待っていても何も起きないこと、自分で選択して行動するから夢中になってしまうような経験ができることなど、お子さんと丁寧にコミュニケーションなさってください。

また、asobi基地ユニバーシティ式を事前に経験するために、定例会「パラダイスデー」への参加もおすすめします。

経験を重ね、asobi基地ユニバーシティ式に慣れている子ほど、パラダイスデー夏休みスペシャルをうまく活用して、驚くような成長を見せます。

協調性ではなく「自分らしく関わる方法」を見つける

asobi基地ユニバーシティは、社会に出る将来が視野に入る10代前半の子どもたちのための場です。だからこそ、実社会を仮体験できる場であることを理想としています。

なぜならそれこそが、子どもたちにとって何よりも心強い「社会に出ていく準備」となってくれるはずだからです。

よく、サマースクールやサマーキャンプでは、規律や協調性が重要なテーマに掲げられます。

しかし世の中には、自分とは意見や考え方が違う人がいるのはもちろん、ルールを守らない人も、規律を守ることが苦痛な人もいるのが事実です。

ルールや規律では割り切れない、あるいは正しさをかざすことが有効ではない中で、相手の「自由」を尊重しながら、同時に自分の「自由」も守るためにはどうしたらいいのか。

asobi基地の根底には「自分らしくいられることが何より大切」という価値観があります。

必ずしも他人と同じことをする必要があるわけではなく、様々な人がいる中で、自分なりの関わり方、居場所の作り方を模索すること。

学校と違って、原則として子ども同士のトラブルに大人は介入せず、子ども同士でのやり取りを求めます。子どもたちは正解など存在しない課題に体当たりで挑むことになります。