お知らせ

一般社団法人asobi基地ユニバーシティを設立いたしました。

2022年1月31日、私たちasobi基地ユニバーシティは、法人設立登記の申請を完了し、「一般社団法人asobi基地ユニバーシティ」となりました。

運営体制はこれまでと変わらず、代表者(代表理事)は、寄金 佳一こと “よりかね隊長” が務めます。

また理事には、任意団体「asobi基地」創設者の小笠原 舞と、「asobi基地」事務局のフジタ ナツコが就任いたしました。

設立時社員として法人化に参加してくれた池田 香織や、一緒にプログラム開発・運営をしてくれたasobi基地キャストの面々は、今まで通りasobi基地ユニバーシティに関わります。

石垣島7日間や、シャワートレッキング&キャンプ、首都圏での月例会パラダイスデーなど、既存プログラムも、これまでどおり提供していきます。

目指すもの

私たち法人は、任意団体「asobi基地」が掲げる「大人も子どもも、みんな一人の人間として平等である」との価値観を根底に置きます。

asobi基地ユニバーシティのメインターゲットである、小学校高学年〜中学生の子どもたちは、半人前に見られることがまだまだ多いお年頃ですが、asobi基地らしく一人の人間として尊重することが、成長の強力な後押しになります。

そのうえで、子どもたちが、好奇心・探究心・非認知能力・社会性等を向上させる機会を誰もが得られる、少なくとも当たり前の選択肢の一つとなる――そんな社会を作ること目的としています。

なぜ法人化?

asobi基地の価値観、そしてasobi基地ユニバーシティのメソッドは、子どもたちが、自分から世界を広げ、いつしか自分らしく社会へ羽ばたいていく……そんな姿を見せてくれます。

それでいて、難しいテクニックが必要なわけではありません。私たちだけで独り占めするのではなく、広く社会に知られ、誰もが知る常識の一つになってほしいと願ってやみません。

このような法人の性質を最大限に活かすためにも、非営利が徹底された法人としての要件を整えました。

具体的には、定款にて、剰余金の分配ができないこと、解散する場合の残余財産は公益法人又は国若しくは地方公共団体に贈与すること等を定めています。

これによって、事業収益による所得以外の収入、たとえば寄付金や会費は、非課税とすることができます。

まず私たちは、2022年の法人化を契機に、さらに事業を拡大して、「間違いなくハイクオリティだ」と自負できるプログラムを今までどおり提供していくことをお約束したいと思います。

そのうえで、賛同してくださるみなさんにも、ご協力をお願いしたいと思います。

「こうだったらいいね」を、自分たちの手で、「好き」や「得意」を発揮して、実現していく。これがasobi基地創設以来のポリシーです。

一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、事業という手段を使いながら、理想の未来をみんなの手で作っていける、そんな “乗り物” となってくれるはずだと思っています。

今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

※なお、任意団体「asobi基地」は、誰もが気軽に、それぞれの好きなように関われる場であることがとても大切であるため、任意団体のまま持続していきます。一般社団法人asobi基地ユニバーシティは、任意団体「asobi基地」の傘下にあたる法人という位置づけとなります

一般社団法人asobi基地ユニバーシティ 代表理事 寄金 佳一

【note更新】なぜ「自由」と「自己決定」なのか。それが最速の学びだから!

asobi基地ユニバーシティのすべてのプログラムには、「自分の責任で決めて、自由にやってみる」という基本理念が貫流しています。

自由というと、“ゆとり” のように受け取られるケースもあるのですが、実は正反対。旧来的なプッシュ型の教育に比べ、子どもたちが圧倒的なスピードで伸びていくからこそ、大切にしています。

自分からおもしろそうなものを見つけ、驚くようなスピードで世界を広げ、いつしか自分らしく社会へ羽ばたいていく……そんな子どもたちの姿を見ることが、asobi基地ユニバーシティの理想。noteにまとめました。

なぜ「自由」と「自己決定」なのか。それが最速の学びだから!- note

【目次】

  1. テストの点のとり方は塾で教えてくれる。でもそれ以外の能力は?
    2020年〜新学習指導要領「主体的・対話的で深い学び」
    社会では答のない決断を繰り返さなければならない
    必要な能力である事実に疑いはないけれど、どうしたら?
  2. 必要なのは「好奇心」と「夢中になれる力」
    我々は社会に出てからも学び続ける
    小さいうちから、好きなだけ夢中にならせてあげる
  3. 最速成長の方程式 = やる気 × 最高の教材!
    旧来的なプッシュ型では学習効果が低い
    一人の人間として最大限に尊重する
  4. 世界は魅力的だ!興味を向け、羽ばたくための「翼」をみんなで育てる

【note更新】スマホを子どもから遠ざけず “ポジティブな失敗” を! asobi基地ユニバーシティ式スマホ対処法

悩みが尽きない、スマホ × 子ども問題。「1日●時間まで」とルールを作ったはずが守らない。没収すると、癇癪を起こして収拾がつかなくなる。イライラして叱る自分にモヤモヤする、などなど。

「自分でコントロールできるようになってほしい」あるいは、「YouTubeやゲームに熱中するだけでなく、IT機器の活用の仕方を身につけてほしい」と考えている親御さんは多いはず。

asobi基地ユニバーシティでは、子どもがスマートフォンやパソコンを積極的に活用する前提でプログラムを作り、自然体験プログラムだったとしても持ち込み禁止にはしません。

スマホ依存にならず、子どもが自分でコントロールする方向に持っていくには? 子ども当人が守る価値があると思えるルールを設定し、本人の意志・選択に委ねる、asobi基地ユニバーシティ式スマホ対処法をnoteにまとめました。

スマホを子どもから遠ざけず “ポジティブな失敗” を! asobi基地ユニバーシティ式スマホ対処法 – note

【目次】

  1. 悩みは尽きないけれど……本音は「コントロール&活用してほしい」???
  2. asobi基地ユニバーシティの方針:子どもたちがうまく付き合い、使いこなせるように
  3. 依存症の研究から見える事実。「使わせるが、制限する」が最も困難
  4. 人にとって「自分の状態を客観視すること」は難しい
  5. 本人にコントロールする意志があるのなら、応援してあげる
  6. 力づくでルールを守らせるのではなく、本人の意志・選択に委ねる

【note更新】asobi基地ユニバーシティができるまで。

asobi基地ユニバーシティは、2020年のコロナ禍の中、半年以上を費やし、2021年より始動した小学校高学年〜中学生向け教育事業です。

夏頃までは新型コロナウイルスの感染者も多く、なかなか活動も思うように行きませんでしたが、後半に向けて徐々に盛り返し、2022年は私たちもとても期待しています。

0からスタートして、1年ないし1年半でここまで来られたのは、共感し集まってくれたみなさんと子どもたちのお陰です。

一方で、asobi基地内部に目を向けると、これまでNPO設立すら意図的に回避してきたコミュニティであり、事業としてやっていくということに戸惑いがあったのも事実です。

トータルで30時間以上にも及ぶミーティングを繰り返し、メンバー間で意思疎通をし、asobi基地の事務局で検討し、少しずつ合意を形成していきました。

そして教育事業として、何を大切にし、どのような場を子どもたちに作っていきたいのか。

そんな表ではわからない背景を、noteにまとめていますので、ぜひご覧ください。

asobi基地ユニバーシティができるまで。 – note

【目次】

  1. 急に「asobi基地ユニバーシティをやる!」と言いだしたものだから大混乱!?
  2. 幼児だけの場じゃない。私たち自身が気づいていなかった、asobi基地の価値
  3. なぜasobi基地でやるのか。そして事業でなければいけないのか
  4. asobi基地らしい教育理念を固め、質を追求する!

「asobi基地ユニバーシティ公式YouTube」チャンネル登録をお願いします!

asobi基地ユニバーシティでは、公式YouTubeチャンネルにて、以下の通り多数の動画を公開しています。

ぜひチャンネル登録をお願いいたします!

asobi基地ユニバーシティ 公式YouTubeチャンネル

アドベンチャー学部 PV

石垣島7日間生活 公式PV|ぜんぶ自分たちの責任で決めて、自由にすごす7日間

最高のロケーションのビーチハウスを拠点に、小学生/中学生たちが1週間、自分たちの力で生活をするプログラム。

最大の特徴は、滞在中の予定がすべて白紙で、子どもたちが主導権を持って活動できる点です。

自分で興味を向けたことに取り組むからこそ、子どもたちは飛躍的に成長していきます。

旧石器時代式BBQチャレンジ!|よりかね隊長の自然科学ラボ vol.1【テーマ/遠赤外線(電磁波)】

漫画やアニメでよく見る、原始人が焚き火で焼くマンモスの骨付き肉は実際にできる? 美味しいの?

実はふつうに焚き火で焼こうとすると、まっ黒焦げ&すすだらけになってしまいます。

石器を探しに行き、丸鶏を解体したり。焚き火の火でどうやってうまく焼くか、頭を捻ったり。

asobi基地ユニバーシティ「パラダイスデー」できること20まとめ!|自分たちの責任で生活し自由にすごす約30時間

asobi基地ユニバーシティのアドベンチャー学部・定例会「パラダイスデー」(千葉県御宿町で開催)。

子どもたちが、自分たちの生活(衣食住)を自分たちの責任で行うかわりに、自由に過ごすことができる約30時間(1泊2日)です。

あらゆることを自分たちで決め、主導権を持って過ごせるからこそ、気になることにチャレンジし、やりたいことに熱中し、飛躍的に成長していきます。

豪雪地帯の古民家を秘密基地に自由生活!「asobi基地アドベンチャー|雪国古民家生活」完全紹介

本物の豪雪地帯の古民家での真冬の生活を体験!世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」がある、富山県利賀村エリアが舞台です。

すぐ裏手の山と中庭の広大な雪のフィールドを貸切にして、自由に遊びます。

古民家には囲炉裏があり、スルメを焼いたりマシュマロを焼いたり。屋根裏にはハンモックも!

お悩み解決!

スマートフォンのルールづくり|自分でコントロールする練習の仕方

夏休みの自由研究のつくり方|どんなテーマでもしっかり研究に!

asobi基地ユニバーシティ公式ホームページをリニューアル。子どもたち+プロのWebデザイナー&イラストレーターが制作!

ロゴや、メインビジュアルほか、イラストを担当してくださったのは、asobi基地のイメージキャラクター「ピカロ」の生みの親でもある、Ricco.さんです。

asobi基地ユニバーシティは、つまるところ ”10代前半向けasobi基地” ということなのですが、方向性は見えているものの、いったいこれをどうビジュアルで表現したらいいのか?実は悩みに悩んでいました。

しかし!

Ricco.さんには、「コンセプト」と我々の「思い」をお話しただけで、あとはお任せで〜とお願いしちゃったのですが、出てきたデザインは、腑に落ちる感が半端ない、一発回答。

asobi基地ユニバーシティ発足メンバー一同、「なるほど!こういう感じか〜そうだよね!!」と納得したのでした。

Ricco.さん作asobi基地キャラクター「ピカロ」ファミリー。思えばasobi基地も、ピカロという存在があったことで、創設者・小笠原舞の思いがカタチになり、現在のようなコミュニティに育っていったのだと思います。

asobi基地って、中の人でも、人によって色々なところに価値を感じ、いろいろな “場所” として認識しているのですが、ピカロを見れば、これはもう誰が見ても100%!?asobi基地なんですよね。

もう一つ、今回の新ホームページ制作にあたって、欠かせない要素であったのが、Web制作を担当してくださったmamimuのみなさん。

そして、オンラインイベントではあったものの、一緒にアイデアを出し、ああでもないこうでもないとデザインを揉んでくれた、小1から中2までの子どもたち13人の存在です。

もちろん、子どもたちは、知識も経験も未熟ですが、そのかわりに子どもだけにしかない感性を持っています。

通常、子ども向け教育事業は、決裁権者である親に評価してもらう方法を考えますが、asobi基地ユニバーシティはまずなによりも、子ども自身に「あそこに行きたい」と思ってもらえる場を目指しています。

そのためには、大人が机の上で勝手に考えるんじゃなく、子どもたちの率直な意見が絶対に必要だったのです!

Ricco.さんがスペシャルな創作をしてくださったため(こんなデザインになるとは私たちも本当にびっくり!)、子どもたちのアイデアがそのままホームページになったわけではありません。

それでも、asobi基地らしい自由さ、ワクワク感、それらを表現するカラフルな色使いなど、エッセンスはすべて、子どもたちからもらったものです。